ミライスピーカーホームはどんな商品?

ミライスピーカーホームは、空港や銀行などの商業施設や公共の場で導入が進む「ミライスピーカー」を、ご家庭向けにアレンジした製品です。
2020年5月の発売以来、多くの方に「聞こえやすい音」をお届けしてきましたが、2024年2月に後継機となる「ミライスピーカーミニ」が発売されたことに伴い、本製品の新規生産は終了となりました。

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ミライスピーカーホームを選ぶべき?

ミライスピーカーホームは現在、新規生産されていません

ミライスピーカーホームは、現在すでに新規生産を終了しています。
そのため、今から購入を検討する場合は中古品を探す形になります。

ミライスピーカーホームを選ぶメリットはある?

後継機となる「ミライスピーカーミニ」は、ミライスピーカーホームの機能や使い勝手はそのままに、サイズをコンパクトにし、デザインもよりシンプルなものに変更されています。
音の聞こえやすさなどの基本性能は変わっておらず、価格も抑えられているため、特別に旧デザインを好む理由がない限りは、ミニを選ぶのが合理的です。

ミライスピーカーホームとミニの違いはこちらの記事をご覧ください

性能が変わらなくて安いならミライスピーカーミニで十分ね

ミライスピーカーホームはどんな商品?

有名な音響メーカー KENWOOD 出身の坂本氏・宮原氏が設計

2015年〜2020年にかけて発売された「ミライスピーカー」は、銀行、市役所、駅、空港などの企業や公共施設で幅広く導入されました。
この製品を開発したのは、有名な音響メーカー KENWOOD 出身の坂本氏と宮原氏。音のプロフェッショナルによる新たな挑戦から生まれた製品なのです。

ちなみに、ミライスピーカーに使われている「曲面振動板」という技術は、なんと蓄音機から着想を得て開発されたもの。古くからの技術に学び、それを現代に活かすことで、新しい価値を生み出しています。

もっと詳しく知りたい方はこちら:
ミライスピーカーの創業期からの軌跡を知ろう!【MIRAI salon 名誉フェロー宮原さん編】

ミライスピーカーの家庭用モデル

ミライスピーカーは、加齢による「聴こえにくさ」への不安や不便を解消するアイテムとして、これまで多くの企業や公共施設で活用されてきました。
実際に、2024年9月時点で70歳以上の方は日本の総人口の約23%を占めており、高齢者の「聴こえ」の課題は、社会全体にとっても無視できないものになっています。

そんな中で誕生したのが、ご家庭向けの「ミライスピーカーホーム」。
企業や公共施設で採用されていた“聴こえやすさ”を支える技術を、家庭用に転用した画期的なモデルです。
特に、70代の方の多くが1日のうち起きている時間の3分の1をテレビ視聴にあてていると言われており、「家庭でも使えるようになった」というのは非常に大きな意味を持っています。

なお、ミライスピーカーホームの生産はすでに終了していますが、その役割は後継機の「ミライスピーカーミニ」にしっかりと引き継がれています。

出かけ先で聞きやすいスピーカーがあったら施設用のミライスピーカーかもしれませんよ

ミライスピーカーホームは、高齢者のニーズを考えた“シンプル設計”

ミライスピーカーホームの接続方法は、電源コードとイヤホンジャックをつなぐだけ。Wi-FiやBluetoothといった複雑な設定は一切不要です。
あえて有線のみのシンプルな構造にすることで、機械が苦手な高齢の方でも安心して使えるよう工夫されています。

高齢の親へのプレゼントとしても人気

テレビの音量は、本人にとって「聞こえやすい」と感じる音量で設定されますが、年齢を重ねて聴力が衰えても、自分では気づきにくいことがあります。
そのため、家族が「最近、テレビの音が大きいな」と感じてプレゼントとして贈るケースが増えています。

実際に、メーカーが行ったアンケートでは、「“テレビの音がはっきり聞こえるようになるスピーカー”を母の日にプレゼントするのはアリかナシか?」という質問に対し、54.2%の人が“(母の日プレゼントとして)アリ”と回答。多くの方が実用的な贈り物として受け入れていることが分かります。

ミライスピーカーホームはすでに生産終了となりましたが、その想いと機能は、後継モデルの「ミライスピーカーミニ」にしっかり受け継がれています。

たしかに親へのギフトにも良さそうね


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