ミライスピーカーはご存じの通りテレビの音声を聞き取りやすくするスピーカー。
でもいざ調べてみるとホームとミニがあって何が違うのかわかりませんよね。ミニはホームの後継として作られた製品で、大きく4つの改良ポイントがあります。
そしてミニという上位互換が発売されたことでホームは新規生産を終了しています。(2024年2月頃)
最近テレビが聴こえづらいとお悩みの方へ
ミライスピーカーホーム⇒ミニで変わったこと4つ・変わらないこと2つ
1万円のプライスダウン
ミライスピーカーホームの性能は良いのですがメーカー希望小売価格は発売当初29,700円と決して安い買い物ではありませんでした。
対してミニは19,800円と1万円近いプライスダウンを実現しています。
ミライスピーカーの性能は魅力的です。
メーカーに対して「家族から大きな音で注意されないので安心」「言葉が聞き取れるのでテレビが楽しい」「両親も大変満足している」などありがたい反響が上がっています。

両親にプレゼントしたいけど気軽に買ってあげられる値段じゃないのよね
一方で「聞こえはいいが値段が高め」「プレゼントには少々高すぎる」との声が多かったようです。
この背景から、いかに性能を落とさずに値段を下げることができるかの重要性を認識。
部品点数の削減やボルトの本数を減らすことで製造コストを下げたり、生産体制そのものを見直したりすることで大幅なプライスダウンを実現しています。
3万円は結婚式のご祝儀レベルですからね。親への感謝の気持ちでプレゼントする方も多いですが、家計に響くのも事実。1万円のプライスダウンは大きいですよね。
もちろん安くなっても性能は維持されています。
特許技術『曲面サウンド』でテレビの聴きづらさを解消

リニューアルされたことで性能はそのまま手ごろな値段になっています
シンプルなデザインへの変更
ミライスピーカーホームは曲面サウンドを表現する扇型の形状に、白い振動板や音量調節のボタンが目立つデザインでした。
対してミライスピーカーミニは “過度な主張をしない” ことをコンセプトに、正面から見た時に黒い長方形に見えるようにデザインされています。
見たいのはテレビの映像なので視聴環境を煩わしくしない、よりテレビに集中できるデザインになっているのはうれしいですよね。

※画像は個々の写真を繋げています 画角や距離が多少異なる場合があります

すっきりした見た目でテレビ周りが散らかった印象になりづらそう
厚みが減って邪魔になりにくく(+軽量化)
ミライスピーカーホームからミニになることで正面から見た時の縦横の幅がわずかに広がり、奥行きが狭まっています。そして重量は90g軽くなっています。
ホーム | ミニ | |
縦幅 | 8.6cm | 9cm |
横幅 | 14.4cm | 15.4cm |
奥行き | 21.2cm | 20cm |
重量 | 690g | 600g |
据え置き機械なので重量はそこまで影響がないでしょう。もともと設置が大変なほど重いものでもないですし。
ミニと銘打っている割には正面から見た縦横は広がっています。
注目するべきは奥行きでしょうね。
テレビの横に置くことが多いので可能な限り薄い方がテレビを斜めから見た時に邪魔になりにくい。最近のテレビは薄いものが多いのでスピーカーだけ飛び出していると目立ちやすいですからね。

真正面にいれば関係ないですが、家事をしながらや複数人でテレビを見るときは薄さのメリットを感じるかもしれません
テレビを繋ぐコード長を1.5→2mに
ミライスピーカーは有線でテレビに繋いで使用します。使いやすさと性能面のメリットを考えてのことですが、コードが短いとの声もありました。
そこで昨今のテレビの大型化にも対応しコード帳を1.5m→2mに変更しています。
※3mのコードもオプション販売しているのでまだ足りない場合はそちらの利用がオススメです。
聞こえやすさはそのまま
もちろんミライスピーカー本来の聞こえやすさは健在です。価格が安くなっても、より使いやすいデザインになっても性能が落ちてしまっては元も子もないですからね。
シンプルな方法で価格やデザインを変更する方法も検討されていますが、やはり性能を落としては意味がない。
以下に性能を落とさずにコストダウンを図るか、開発の苦労は公式ホームページでも読むことができます。(公式サイトのマガジンをチェック)
使い方の変更なし
ミライスピーカーホームはテレビとイヤホンジャックでつなぎ、コンセントに差すだけで音が出ます。(音量調整は別途必要)
簡単に使えることも魅力の一つ。ミライスピーカーミニになってもその使いやすさは変わっていません。
機械が苦手な方が多い高齢者にも安心してプレゼントできます。
ミライスピーカーはミニはホームの上位互換
ミライスピーカーミニはホームよりも価格を抑えてシンプルなデザインに進化しています。わずかながら縦横寸法が伸びているので完全上位互換とは言えないかもしれませんが、それ以外はメリットの方が多いですね。
基本的な使い方は変更がないのでミライスピーカーホームが気になっていた方は特にデメリットを気にすることなくミニを選べば良いかと思います。
現在ミライスピーカーホームは新規生産をしていないので、新品を買うならミニ一択ですね。